お知らせ

介護業界日本最大級の介護用品・機器等の展示商談会 「Care TEX2017」への介護商品の出品について

 東京ビッグサイトで開催される日本最大級の介護用品・機器等の展示商談会「Care TEX 2017」において、京都市、(公財)京都高度技術研究所(以下「ASTEM」という。)及び(地独)京都市産業技術研究所(以下「産技研」という。)が開発を支援した介護商品が株式会社Fujitaka(本社:京都市下京区)のブースで展示されることとなりましたので、お知らせします。

 本展示会では、京都の高い伝統工芸技術を活用した「介護食器」と先進の繊維加工技術を活用した「防水シーツ」を展示し、京都ならではの介護商品の魅力を広くアピールします。

1 日時 

平成29年3月15日(水)~17日(金) 午前9時30分~午後5時

2 会場

東京ビッグサイト 東4ホール 株式会社Fujitakaのブース内

3 展示内容

⑴ 介護食器

 京滋摂食嚥下を考える会、遊部工芸株式会社、清水焼団地協同組合及び産技研が連携して開発した京都の高い伝統工芸技術を活用した感性価値の高い「介護食器」を展示します。
 この介護食器は、先端技術の機能性と伝統工芸技術の意匠性を融合させており、京都デザイン賞2016(京都府知事賞)を受賞するなど高い評価を得ていましたが、販路開拓が課題となっていました。
 この度、株式会社Fujitakaで本商品の販売が決定され、本展示会の同社ブースで展示されることで、普及に向けての大きな前進となりました。 
 京都の豊かな食文化を楽しんでいただける松花堂弁当の食器に加えて、日常的にお使いいただけるよう、新たに開発したシチュー皿等も展示予定です。

⑵ 防水シーツ

 京都市及びASTEMでは、平成26年度に、介護関連市場への参入を目指す企業で構成される「新しい介護支援ビジネス創出研究会」において「生活支援」、「安心住まい」、「認知症予防」の3つのワーキンググループ(WG)を設置し、25社の参画のもと、介護関連商品の開発等に取り組んできました。
 「安心住まい」WGでは産技研も参画し、各社の技術やノウハウを組み合わせ、透湿・防水,抗ウィルスといった先進機能を兼ね備えた肌触りが良い素材に京都らしい和柄をあしらうことで、機能性だけでなく感性価値の高い「防水シーツ」を開発しました。

 京都市、ASTEM及び産技研では、引き続き、健康・福祉・介護分野での中小・ベンチャー企業の新事業創出や販路開拓を支援してまいります。

(参考1) Care TEX  2017」の開催概要

・名称 国際介護用品展

・日時 平成29年3月15日(水)~17(金)

午前9時30分~午後5時

・会場 東京ビッグサイト 東4・5・6ホール

・展示規模 約400社

(参考2)株式会社Fujitakaのブース

 株式会社Fujitakaでは、主力製品である温冷配膳車や嚥下食等を出展し、この中で、介護食器及び防水シーツを展示します。今後、介護施設や病院においては、食環境の差別化が図られることから、同社では、QOL(quality of life)の高い食環境の提案を目指して、京都ならではの製品構成による事業展開を図っていきます。

(株)Fujitakaブースレイアウト