公益財団法人京都高度技術研究所

スマートフォンを活用したシステム開発


iPhone、Android などのスマートフォンが話題となり、今後の情報端末として将来性が期待されています。ASTEMでは、2009(平成21)年7月にMobileware開発センターを設立し、スマートフォンを活用したシステム開発を進めています。また、センターでは、人材育成にも力を入れ、市内IT企業からの人材を受け入れ、スマートフォンのソフト開発ノウハウのトレーニングを行っています。
以下に、これまでに開発したシステムを紹介します。

 

観光情報の発信「案内小町」

京都限定で展開している、京都に住む人たちに人気のお店情報を、現在位置やジャンルから検索できるアプリケーションです。お店の感想やちょっとした日々の出来心をTwitterにつぶやくこともできます。
AppStoreから無料でダウンロードいただけます(「案内小町」で検索)。

 

展示会案内システム

美術館などの展示施設や展示会場において、ARマーカーやGPSを利用して利用者の位置を特定し、その位置の展示や施設紹介を行うアプリケーションです。

 

京都デザインの発信「図案見本帳」

京都の優れた着物や帯の図案(デザイン)を世界に発信する、京都デザイン活用プロジェクトのWebサイトにて公開されている図案をiPhoneから見本帳を見るように閲覧できるアプリケーションです。また、iPhone用壁紙を有料でダウンロード購入することができます。
アプリケーションは、AppStoreから無料でダウンロードいただけます(「図案見本帳」で検索)。

 

オンラインプレゼンテーション視聴システム「iTouchLecture」

京都大学にて蓄積された講義を、講義コンテンツを配信するサーバと連携したiPhoneにて、通学・通勤中や待ち合わせ中などの空き時間を利用して視聴し、講義を復習したり講師に質問したりすることも可能なアプリケーションです。

 

京都市動物園ナビゲーションシステム「野生の窓」

命の教育・自然環境教育の一環として、来園した方が、スタンプラリーやクイズなどを楽しみながら動物のことをもっとよく知っていただけるアプリケーションです。

AppStoreから無料でダウンロードいただけます(「京都市動物園」で検索)。

 

タイムスコープ

利用者の立っている位置と、現在向いている方向に応じて、過去(未来)の町並みを再現するシステムです。今回は、京都市の歴史遺産の中から平安時代初期の朝堂院(現在の千本丸太町付近)を再現しました。

AppStoreから無料でダウンロードいただけます(「タイムスコープ」で検索)。
また、DIGITAL CONTENTS EXPO2010への出展を行いました。

 

今後は、iPadの可能性を追求したシステム開発、Android対応のシステム開発を進め、世界中で利用されるシステムを目指して、開発を進めていきます。

お問い合わせ先
研究開発本部 ICT研究開発部 
TEL:075-315-8652 / FAX:075-315-2899・075-325-3024

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