2025(令和7)年3月 認定
アクアス株式会社
- 認定事業名
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これまでにない高性能分離基材の開発、それを用いた新規バイオリサーチツールの実用化
- 事業概要
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アクアスは、2つのセグメントで事業を展開しています。
リサーチツール事業では、液体クロマトグラフィー(HPLC)用カラム「AqasPrime®」の開発・製造・販売に加え、分析システムをパートナー企業と共同で開発。製品ラインナップの拡充とカスタマイズにより、多様な分析課題に対応しています。
プラットフォーム事業では、AqasPrime®の高精度な分離・分析データを基に独自のデータベースを構築し、データ活用による新たな価値創出を目指しています。
未解明自然の秘密に迫る
技術・製品紹介・サービス紹介
特徴1
- 両親媒性分離で微量成分も高感度検出
- AqasPrime®は、親水性・親油性の両方に応答する分離機能と、モノリス構造による高感度検出性能を備え、従来困難だった微量かつ多様な化合物の分離・分析を可能にします。
特徴2
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ノンターゲット分析に対応
- 事前に成分を特定せず、未知成分を含む幅広い物質を一斉分析可能。質量分析計(LC-MS)と組み合わせることで、新たな発見につながるノンターゲット解析を実現します。
特徴3
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SDGsへの貢献
- 葉っぱ一枚以下の植物試料(数mg)で分析が可能で、測定対象とする希少植物資源の乱獲を防止。さらに、1本のカラムを1年間使い続けた場合に廃棄する廃溶媒は約300mL(※)と非常に少なく、従来カラムに比べて大幅に環境負荷を低減。資源保全と持続可能な研究活動に貢献します。
(※) 従来カラムの場合、廃溶媒はドラム缶約3本(525 L)に相当。
事業ステージ
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技術開発
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製品開発
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生産・販売
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その他
オリジナリティ
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世界初・日本初
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トップレコード
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特許・商標登録
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コストダウン
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その他
事業分野
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ものづくり
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計測・分析
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加工・製造
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材料・部材
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半導体・通信
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自動車
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エネルギー
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建築・土木
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ライフサイエンス
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バイオ・医療
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福祉・介護
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医薬品・化粧品
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食品・農業
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IT・サービス
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アプリケーション
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ミドルウェア
デバイス -
ソーシャル
コミュニケーション -
コンテンツ
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伝統文化
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生産性向上
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クラウドサービス
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その他
(データベース)
沿革
- 2023年 日本医療研究開発機構(AMED)採択プロジェクトの成果を基に京都で起業
- 2023年 植物成分に特化した主力製品高性能HPLC用分離カラムAqasPrime®の発売
- 2024年 大手CRO(医薬品開発支援)企業との共同研究の実施
- 2025年 大手創薬企業との共同研究の実施