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2009(平成21)年9月 認定

株式会社日本減災研究所

認定事業名

ガスコンロ用地震感知機(先付け型・後付け型)の商品化

(認定時:第一通商株式会社)

高性能小型地震感知機の開発・製造・販売

■ガスコンロ用地震感知機
日本のガスメーターは震度5でガスを遮断する為、ガス機器からの出火は無いと考えられてきたが、阪神大震災ではガスコンロへの落下物から火災が発生。関係者に衝撃が走った。
これは、メーターからコンロまでの残留ガスが希薄になりながら数十秒間燃え続ける為と分かり、政府防災会議でも、夕食時地震における出火件数は、早朝地震の7倍以上と想定される。

弊社では、ガスコンロに内蔵可能な小型高性能の地震感知機を開発、製造と販売を手がける。

大手家庭用コンロメーカーが来春モデルよりの採用を予定。
大手防災機器メーカーが、本装置の業務用コンロ版の販売を検討中。
首都圏などの市区町村が、安全装置・全内蔵型コンロの無償配布を検討中。
■電力用地震感知機
電力業界における地震対策として、本地震感知機を利用した派生事業を準備中。

事業概要
弊社の地震感知機は、小型ながら高性能、高信頼性、高耐久性を誇り、かつ安価なものとなる。
耐久性、信頼性(=故障時フェイルセーフ機能)に優れた小型地震感知機は、現在のところ弊社のみ。
事実上の消防庁推薦にあたる、日本消防設備安全センターの評定を取得、日本唯一の出火防止評定装置となる。

京都大学防災研究所教授(Aランク認定時の審査委員)より、ガスだけではなく電力への応用に期待する旨のご助言を頂き、電力用地震対策商品を準備中。

沿革

2009年9月に京都市ベンチャー企業目利き委員会からAランク認定を受けた技術を含めた知財及びそれに付随する事業全般について、20191月1日付けで第一通商株式会社から譲受。

基本情報