2010(平成22)年9月 認定
株式会社京都ソフトウェアリサーチ
- 認定事業名
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組込システムでの不揮発外部記憶装置の電源遮断時にデータを保護するソフトウェアの開発
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組込みシステム(PCではない世界)では、突然の電源遮断やシステムエラーによる製品の動作不能が致命的です。京都ソフトウェアリサーチでは、あらゆる障害からシステムのみならずユーザデータをも保護するファイルシステムを開発しました。
組込み向けファイルシステムで日本一のシェアを獲得しているフラッシュファイルシステム『Fugue』の経験とノウハウを継承し、ファイルシステムの論理構造からアルゴリズムまで全てを新設計した『Galba』は、大容量ストレージデバイスに対し、より高い信頼性を追求した組込み向け革新的ファイルシステムです。
エンタープライズサーバのファイルシステムを凌ぐ性能と高い信頼性を実現し、フラッシュメモリ、HDD、SSD、eMMCなど多様なストレージデバイスに対応可能です。
この『Galba』の技術は、既に日本、韓国、米国で特許取得済みであり、中国においても現在申請中です。認定事業概要
- ソフトウェアの企画・研究・開発・設計・販売。 受託開発と組込みシステム向けファイルシステムのライセンス提供を二本柱に事業を推進。受託で難易度の高い先端技術開発を担当する一方、自社製品のファイルシステムを様々な製品分野に提供。IoT事業を第三の柱として加え、ファイルシステム技術のIoT機器への提供に向けて展開中。
IoT時代のあらゆるデータを支えるKSRのファイルシステム~
技術・製品紹介・サービス紹介
特徴1
- 認定事業: 高信頼性ファイルシステム「Galba」(ガルバ) Galbaは、突然の電源遮断やシステムエラーなどあらゆる障害からシステムおよびユーザデータを保護します。 日本、韓国、米国、中国で特許取得済。 ビル監視システム、FA制御機器、計測システム等で実績。
特徴2
- フルランナップ、各種ストレージデバイスに対応 Galba:ストレージデバイス非依存。・SDD、eMMC等対応 Fugue:フラッシュファイルシステムに特化 Pentect:マイコン向けファイルシステム
特徴3
- ファイルシステム技術でIoTに貢献 今後IoT機器においてもデータの安全保存管理が必要とされるこが見込まれます。当社のファイルシステム技術を組み合わせることによってこの要請に応え、新しい市場へと繋がることを期待しています。
事業ステージ
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技術開発
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製品開発
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生産・販売
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その他
オリジナリティ
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世界初・日本初
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トップレコード
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特許・商標登録
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コストダウン
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その他
事業分野
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ものづくり
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計測・分析
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加工・製造
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材料・部材
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半導体・通信
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自動車
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エネルギー
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建築・土木
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ライフサイエンス
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バイオ・医療
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福祉・介護
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医薬品・化粧品
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食品・農業
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IT・サービス
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アプリケーション
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ミドルウェア
デバイス -
ソーシャル
コミュニケーション -
コンテンツ
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伝統文化
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生産性向上
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その他
沿革
- 1990年:コンピュータサイエンスを学ぶ仲間で会社設立。京都高度技術研究所VILに事務所開設。研究開発部門の受託開発を中心に先端技術開発に携わる。
- 1999年:自社製品のミドルウェア“組込みファイルシステム「Fugue」”発売。
- 2010年:次世代ファイルシステム「Galba」発売。
- 開発から20余年、国内唯一のファイルシステムの専業メーカとしてノウハウを蓄積。2002年より現在地。