「小倉大納言小豆」という素材をテーマとしたショップ「京小倉」を通じ、三笠や最中などの伝統的な商品のほか、5色の最中・あずきボーロや、あずきドリンクなどのテイクアウト商品といった、小豆あん=和菓子という考えに囚われない新しい商品展開を行うことで、旧来の和菓子とは異なる購入者層への発信を行うほか、京都市内外でショップ展開を図り、他社との差別化を図る。

新たに開発した革新的な製版技術と従来培ってきた高濃度印刷技術を駆使することで、高級美術印刷市場において他社との圧倒的な差別化を図るとともに、展示会への積極的な出展と営業等社員の人的スキルアップを通じ、従来の受注型営業形態から企画提案型営業へシフトし、販売機会を拡大する。

石英ガラスの高度な加工技術力と、光学設計・組立技術を融合しレーザー光やＬＥＤ光、ランプ光などの均一な照射を極小サイズで実現するオリジナルのユニット製品を開発し、新たな市場を開拓する。

精密板金加工工場における3次元データによる図面レスかつブランク（抜き）・成型・タッピング（ネジ穴）、バリ取り等の工程を統合する画期的な24時間完全無人化工場を新たに構築し、最速で高い品質のものづくりで差別化する。
そして、新規顧客を獲得する一方で、自社の受注余力を一部の加工工程を持っていない、あるいは生産余力が不足した同業中小企業者に振り向け、また自社で不足する工程については他の中小企業者から供給を受ける相互補完的なビジネスを構築し、販路拡大と業界全体での対応力強化を図る。

世界的に認知度の高いキャラクターと「和」を融合させ、物販と飲食を併設するキャラクターカフェ・茶寮は、国内外の観光客に人気が高く、また他社にはない独自性を有しており、今後高い成長が見込まれる分野である。今後、新規出店や各地域の特性を生かした商品の開発などによりキャラクターコンテンツ部門を拡充し、事業計画（年商100億円）を実現する。

これまでに野菜ボーロを開発・販売してきたノウハウを生かし、新たに「京野菜ボーロ」を開発することで、高齢者向けや贈答・進物用商品として販売するほか、海外でのボーロ需要に対応するため、HACCP・ISO等の認証取得や従業員の衛生面・安全面の教育を徹底した世界基準の新工場の創設と、京都ブランドを前面に出した商品開発を行うことで、海外市場におけるブランド確立と販売拡大に努める。