オスカー認定制度
元気な中小企業をもっと元気に!
優れた事業計画(パワーアッププラン)により積極的に経営革新に取り組む中小企業を「オスカー認定」し、計画の実現に向けた継続的な支援を実施することで、京都経済の中核を担う中小企業を育成します。
企業価値創出(バリュークリエーション)支援制度では、元気な中小企業の経営革新計画や企業価値向上計画を募集し、2002(平成14)年から2008(平成20)年度までに、100社を「オスカー認定」しました。
2010(平成22)年度から、ASTEMと財団法人京都市中小企業支援センターとの立地統合を経て、京都市産業技術研究所(知恵産業融合センター)や京都商工会議所等との連携強化などさらに充実を図り再開しました。
※オスカー認定
認定を受けることでアカデミー賞の受賞作品のように未来に続く輝かしい企業となることを期待して命名。地域企業のリーダーとしての役割も担っています。
応募について
~応募をご検討されている方は、事前にASTEMまでご相談ください~
- 応募資格(次の要件すべてを満たすこと)
・京都市内に本店、支店、営業所、工場、その他事業所を有する中小企業者であること。
・創業または法人設立から10 年以上経過している中小企業者であること。
・みなし大企業に該当しない中小企業者であること。 - 応募内容
新商品の開発、新たな生産・販売方式や経営管理方法の導入などを通じて、経営革新を図るための事業計画(パワーアッププラン) - 応募期間
随時受付していますが、応募を検討されている方は事前にASTEMまでご相談ください。担当コーディネータが対応いたします。<第24回(令和6年度)審査スケジュール>
・申請締切:令和6年7月31日(水)17:00必着
・一次審査:令和6年9月(予定)
・認定審査:令和6年11月(予定) - 事業の流れ
●一次審査…書類による審査を行います。
●訪問調査…一次審査を通過した企業に対して、ヒアリングによる調査を行います。
●認定審査…学識経験者、企業経営者等で構成される「オスカー認定審査委員会」で、プレゼンテーションによる審査を行います。
●オスカー認定…認定審査を通過した企業に対して、認定書を授与します。認定後、計画の実現に向けて継続的に支援します。
※審査委員会は非公開で行われ、経過等、審査内容に関するお問合せには応じられませんので予めご了承ください。
- 必要書類
以下の書類を作成してください(募集のご案内に記入要領を掲載しています)。
・事業計画(パワーアッププラン)評価申請書[申請書・サマリーシート](Word)
・事業計画(パワーアッププラン)財務計画表(Excel)
・決算書概要シート(Excel)
・法人:決算書3期分、付属明細書直近1期分/個人:確定申告書3年分・企業概要や製品(商品)カタログ等のパンフレット
・企業の活動内容や事業がわかる資料(新聞・雑誌記事等)
- お問合せ先
公益財団法人京都高度技術研究所
地域産業活性化本部 企業成長支援部
〒600-8813 京都市下京区中堂寺南町134番地
TEL:075-366-5220 / FAX:075-315-6634
E-MAIL:info-oscar[at]astem.or.jp ※[at]を@に置き換えてお送りください。
審査の視点・認定
一次審査(書類審査)及び認定審査(「オスカー認定審査委員会」におけるプレゼンテーション審査)の2段階の審査を行います。
下記の視点から審査を行い、経営革新による企業価値の創出・向上が図られ、持続的に成長が期待される企業について、「オスカー認定審査委員会」がオスカー認定を行います。
(審査の視点)
企業 | 経営者 | 事業計画 |
---|---|---|
・財務の健全性 ・企業の強み |
・姿勢 ・意欲 |
・収益性 ・独自性 ・優位性 ・成長性 |
(オスカー認定審査委員会 審査委員) ※敬称略
氏名 | 主な役職 | |
---|---|---|
委員長 | 佐藤 研司 | 龍谷大学 名誉教授 マーケティング・サイエンス 代表 |
委員 (五十音順) |
坂田 岳史 | 一般社団法人京都府中小企業診断協会 会長 |
砂川 敬 |
京都市産業・文化融合戦略監 |
|
武田 一平 | ニチコン株式会社 代表取締役会長 公益社団法人京都工業会 副会長 |
|
西本 清一 | 公益財団法人京都高度技術研究所 理事長 地方独立行政法人京都市産業技術研究所 理事長 京都大学 名誉教授 |
|
宮﨑 真里子 | 宮崎木材工業株式会社 代表取締役社長 京都市小売商総連合会 副会長 |
|
森本 一成 | 京都工芸繊維大学 名誉教授 | |
吉田 忠嗣 | 吉忠株式会社 代表取締役社長 |
オスカー認定企業に対する支援
- フォローアップ支援
ASTEMのコーディネータが、計画実現に向けた適切なアドバイスや経営力向上・DX関連の支援要望などの相談対応を行います。また、特長のある技術・製品を有するものづくり企業の販路開拓やセミナー、補助金・助成制度等の情報提供、他機関(行政機関、大学等)への紹介を行います。 - 専門家派遣
弁護士や中小企業診断士等の専門家を無料で派遣し、診断やアドバイスを行います(1企業につき年間5回まで)。 - 海外展開支援
海外展開を目指す企業に対し、他機関とも連携し、総合的な支援を行います。 - 企業PR
ASTEMのホームページや情報誌への掲載、メディアへの積極的なPRにより企業の広報活動を応援します。 - 異業種交流機会の提供
<京都オスカークラブ> 入会していただくことで、様々な業種の会員が互いの経験や技術、情報等の交換・交流・連携する場を提供します(別途費用負担あり)。
<オスカーYOUTH>
京都オスカークラブに入会いただいている50歳以下の若手経営者等を対象に交流の場を設定し、新たなコラボレーションの創出の場を提供しています(別途費用負担あり)。 - 認定ロゴマークの使用
オスカー認定企業はオスカー認定ロゴマークを名刺、ホームページ等に使用できます。 - 京都市が実施する支援
●拠点立地支援
京都型グローバル・ニッチ・トップ企業育成補助金
・京都市内で事業所を新増設する際、新たに取得した固定資産(土地を除く)に係る固定資産税及び都市計画税相当額の補助を受けることができます(限度額あり)。
・京都市内で事業所を新増設する際、埋蔵文化財調査の必要がある場合、補助を受けることができます(限度額あり)。●その他の支援
・京都市内公的インキュベーション施設賃料を助成
京都市内の公的インキュベーション施設(京大桂ベンチャープラザ、クリエイション・コア京都御車)への入居に対し、賃料補助の優遇があります。
・京都市ベンチャー購買新商品認定制度
新規性や独創性のある優れた商品又は役務を、京都市が随意契約で調達できる制度で、新たな事業分野を開拓しようとする認定企業の販路開拓を支援します(別途審査あり)。
・京都市中小企業融資制度
オスカー認定企業を対象とする「京都市関連認定制度資金」をはじめ、各種融資制度が利用できます(別途金融機関及び京都信用保証協会の審査あり)。
● 支援内容は、変更になる場合があります。また、助成制度は公募期間が限定されている場合があります。
● この事業は、京都市から補助を受けて(一部を除く)実施しています。
参考
これまでのオスカー認定実績 (合計:233社) 【オスカー認定企業紹介ページ】
令和6年度_オスカー認定制度パンフレット(PDF:2.24MB)
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