公益財団法人京都高度技術研究所

手続きの流れ

EtherCATコンフォーマンステストに申し込む前に

EtherCATコンフォーマンステストにお申し込みいただく前に,ETGが提供しているConformance Guideおよび Conformance Test Policyを熟読してください.EtherCATコンフォーマンステストを受検するために必要な情報や準備内容が説明されています.

テスト費用はお問い合せください.

Test Request Formの提出

EtherCAT Conformance Testを受検される方は,ETG Webサイトの コンフォーマンス関連文書のConformance Test RequestからTest Request Formをダウンロードしてください.

Test Request Formに必要事項を記入し,ETG Conformanceへ送付すると申し込み手続きが開始されます.
ETGはベンダーが選択したETCにTest Request Formをフォーワードし,Test No.を通知します.

EtherCATコンフォーマンステスト契約

ETC-Jは,ETGからTest Request Formがフォワードされるとその旨を申込者に連絡し,テスト実施日を調整します.
ETC-Jは,申込者にEtherCATコンフォーマンステスト契約書とデバイスチェックリストを送付いたします.
テスト契約書をETC-Jに提出いただくと,テスト費用請求書を送付いたします.
原則としてテスト費用入金確認後にテストを実施いたします.

EtherCATコンフォーマンステストの準備

デバイスチェックリストに従って,テスト実施日の前日までに到着するように必要な機材,データファイルおよび資料をETC-Jへご送付ください.

メール送付(テスト1週間前)

  • デバイスチェックリスト
  • CTT実行後テストプロジェクト一式 (ctp、TestReportsフォルダ)
  • ESIファイル
  • DuTの説明書(PDF等の場合)

宅配便(前日までに必着)または持ち込み(当日可)

  • デバイスチェックリスト(印刷)
  • DuT
  • 動作に必要なケーブル・付属品
  • DuTの説明書(印刷物の場合)

* 説明書は上記のいずれかで結構です.
* LANケーブルは通常のRJ45コネクタの場合ETC-Jのものを使用します.特殊なコネクタを必要とする場合はご用意ください.
*メール添付ファイルは2重圧縮ファイルとならないよう拡張子を偽装する等の対策をお願いします.
* テストはCTTだけでは行えない多くのテスト項目があります.事前にETG.7000-2 Conformance Test Recordを使って自己テストを行うことを強く推奨しています.

テスト当日に,機材等の不着や不足によりテスト続行が不可能な場合,テスト再開のために延長料金を請求することがあります.

EtherCATコンフォーマンステスト当日

立会いありの場合は,事前にテスト開始時間を調整させていただきます.
立会いがない場合は,原則としてテスト実施日の午前9時からテストを開始します.

テスト中に連絡が必要な場合がありますので,当日はテスト契約書に記載の電話にて連絡が取れるようにしてください.
記載の方法で連絡が取れずテストの続行が不可能な場合,テスト再開のために延長料金を請求することがあります.

立会について

テストにはI/Oパラメータの変更を行い,デバイスの動作を確認する項目があります.
サーボドライブなどの複雑な設置準備作業を必要とするデバイスや,パラメータの誤設定によって作業者に危険が及ぶ可能性があるようなデバイスの場合,原則として機器開発ベンダの立会をお願いします.

テスト結果判定

実施したテストの結果は,全てETGが規定したTest Recordに記入し,Pass/Failの判定を行います.
Test Recordはテスト完了後に申込担当者に送付いたします.
Test RecordのETGへの提出はテスト費用の入金確認後になります.

ETCから提出されたTest RecordはETGによる検証の後に認定されます.
合格が確認された製品にはETGから書面によるCertificateが送付されます.